一般質問③(交通安全対策)
三つ目のテーマは「交通安全対策」です。
交通事故の防止に向けた取組は、市として東大和警察署や交通安全協会と連携し様々な施策を実施していますが、残念ながら交通事故は後を絶ちません。
交通事故のない安全安心なまちを目指して、環境整備の観点から2点質問しました。
1点目は、通学路の安全対策について。市として危険箇所をどのように把握し対策しているのか。
2点目は、三ツ木五丁目1番地南側、旧青梅街道と龍の入不動尊へ向かう道との交差点の安全対策について。
市長からは
「通学路の危険箇所は、例年、全小学校に照会をした上で東大和警察署、関係機関及び教育委員会が合同で点検を行い、危険箇所の状況に応じた対応を図ってきたが、コロナの状況を踏まえ、今年度は別の方法で点検を実施し対応を図っていく予定である。」
「当該交差点の交通安全対策の必要性は認識しており、滑り止めカラー舗装や注意喚起の路面標示等により安全対策を進めていく。」
というお答えがありました。
その後、再質問という形で市側と質疑をしました。
・別の方法とはどのような方法で点検を行ったのか。
⇒それぞれの機関が集まるのではなく、個別に危険箇所の状況を確認し実施可能な対応策を検討する。
・対応が必要な箇所はどれくらいあるのか。
⇒全小学校で27箇所。原則として全ての危険箇所について何らかの対応を図っていく。
・過去の積み残し箇所、対応していない箇所はあるのか。
⇒対応は現場の状況によって様々であり、どうしても難しい箇所は学校に安全指導の徹底をお願いしている。対応方法に差異はあるが、毎年、抽出された危険箇所すべてに何らかの対応を図っている。
・通学路になっている、峰交差点西側から旧青梅街道を北に入る道と後ケ谷戸通りから出てくる交差点付近が危険。抽出されているか。
⇒今年度は無かったが、過去に複数回抽出されている。
・対策は可能か。
⇒グリーンベルトの設置、交差点内の滑り止めカラー舗装化などを実施するよう検討している。
三ツ木五丁目1番地南側、旧青梅街道と龍の入不動尊へ向かう道との交差点の安全対策については、前日に石黒議員が質問していました。主な内容は、
⇒注意喚起の看板の設置、路側帯の引き直しをできれば今年度中に対応する。
⇒旧青梅街道へのカラー舗装を東京都へ要望する。
⇒市としては警察に信号機設置を要望しているが実現していない。
⇒市が信号機設置を要望している箇所は28箇所。
私からは、東大和警察署管内でどれくらいの信号機設置が実現しているか聞いたところ、過去5年で東大和市に1基、武蔵村山市に1基ということでした。
信号機の設置はかなりハードルが高く、東大和警察署管内というより東京都内全体で考える必要があるようです。
本日の模様が1週間後にインターネット配信されますので、ご覧いただけると嬉しいです。