ながほり武の活動日記

武蔵村山市議会議員の長堀武です。日頃の活動などを紹介していきます。

新庁舎建設と公共施設再編【令和3年第4回市議会定例会一般質問①】

 こんにちは!武蔵村山市議会議員のながほり武です!

 令和3年第4回市議会定例会の一般質問の内容についてまとめます。

 1つ目の質問は、「新庁舎建設と公共施設の再編について」です。

 結論は、とにかく財源確保が非常に厳しい。現在の公共施設をそのまま将来に渡って維持していくことは困難であり、公共施設の再編が必要です。

 そのためには、市民の皆様とともに考えなければいけませんし、市民一人ひとりが意識を持って真剣に考えていく必要があります。

 動画配信もご覧いただけますので、ぜひそちらもご覧ください!

 

一般質問の動画配信はこちらからご覧いただけます

 

質問の意図
  • 現庁舎は建設から40年以上が経過し老朽化が進んでいる。危機管理の観点からも早期の新庁舎建設が必要。
  • 市では、令和2年7月に、新庁舎の機能要件や建設に向けた構想を整理した「市庁舎移設等基本構想」を策定。
  • 今後の財政負担を考えると、公共施設の再編が必要であり、行政サービス機能の集約化や財源の確保などの検討を進め、早期の新庁舎建設と公共施設の再編が期待される。
質問内容

 早期の新庁舎建設が望まれるが、新庁舎建設時期など今後の具体的な予定と新庁舎に集約する機能、公共施設再編の方針について伺う。

市の答弁
  • 新庁舎建設に向けては財源確保が課題。
  • 建設時期など今後の具体的な予定は未定。
  • 建設時期が一定程度具体化した段階で、市民の利便性の向上を図りつつ、施設面積の抑制などによる将来負担の軽減も目指し、関連施設の再編も含む、より具体的な検討を行っていく。
今回の質問で明らかになったことや今後の課題
  • 現庁舎の維持管理経費は、毎年約7千5百万円。それ以外に設備の不具合による修繕費等が必要になる。
  • 新庁舎建設に向けては財源確保が課題であり、地方債の活用を念頭に、基金の設置、各種交付金の活用、民間活用などを検討している。
  • 今後の公共施設維持管理に向けた試算の結果、同じ規模で建て替え、将来にわたって維持していくことは、非常に困難であり、施設総量の縮減は不可避である。
  • 適正な市民サービス提供の維持を前提とした上で、施設の総数及び面積の縮減を意識し、複合化や集約化など、再編も含めた検討を行っていく。
  • 公共施設の長寿命化や建て替えについては、施設保全計画で定めた保全対策の内容や時期を標準的なものとして参考にしながら、施設の劣化状況や今後の方向性をはじめ、市の財政状況も含め、総合的に判断していく。
  • 新庁舎建設予定地は、現在、公共施設の資材置き場などとして有償貸付を行っている。更なる暫定活用を今後考えていく。

 

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