ながほり武の活動日記

武蔵村山市議会議員の長堀武です。日頃の活動などを紹介していきます。

藤野勝市長に感謝

 2月3日、藤野勝市長がご逝去されました。

 突然の訃報に言葉を失いました。

 本日、ご葬儀を済まされ、大勢の方に見守られながら旅立たれました。お通夜、告別式には、数多くの方が参列し、改めて市民に愛された素晴らしい市長だったのだと認識しました。

 

 藤野市長は、市役所職員から市議会議員を経て、平成22年から市長を務められていました。私にとっては市役所職員の先輩であり、市議会議員の先輩でもあります。

 市役所職員として一緒に働くことはありませんでしたが、私が職員時代、藤野市長のもとで約9年間お世話になりました。比較的、市長と直接関わる部署にいることが多かったので、密接にお付き合いをさせていただきました。

 藤野市長は、誰に対しても腰が低く、誰の話にも熱心に耳を傾けてくれました。私が「若手職員の話を聞いてほしい」と伝えたら、「いつでもみんなを集めて私を呼んで」と即答してくださり、ランチ会や夜の懇親会にお忙しい中ご参加くださり、若手職員と市政について語り合ってくれました。

 ボランティアにも熱心で、職員有志でボランティアサークルを結成すると、とても喜んでくださり、何かと気にかけ声をかけてくれました。

 スポーツが大好きで、私は市役所野球部とバレーボール部に所属していましたが、たまたま藤野市長も携わっていたスポーツで、試合の観戦に来てくださったり、結果を気にかけてくれました。

 私が職員同士での結婚をご報告したとき、「自分の妻も元職員で、職員同士の結婚だったんだ」ととても喜んでくれて、結婚式にも快くご出席くださいました。その後、私は離婚することとなり、とても残念そうに言葉をかけてくれたのが忘れられません。とても申し訳なかったです。

 私が市の職員を辞めると決断したとき、とても急な話だったにも関わらず快諾してくださり、色々と準備があるだろうから、とご配慮くださりました。当時、私はとても重要なポジションを任せていただいていたので、上司や藤野市長にはとてもご迷惑をおかけしたと思います。それでも藤野市長は、「よく決断した。市役所にとっては損害だが、市のこれからを考えるととても嬉しい」と喜んでくださいました。

 議員になってからも何かと声をかけてくれ、地域のおまつりなどでの市長挨拶でも、私の職員時代のことに触れていただいたり、親身になって応援してくれました。

 武蔵村山市の発展のために命を燃やし尽力された藤野市長。これからは、遺された我々の世代がしっかりと遺志を引き継ぎ、市の発展のために尽力しなければなりません。

 藤野市長が安心して笑って見ていられるように、しっかりと取り組んでいきます。

 

 藤野市長、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 どうぞ安らかにお眠りください。ご冥福を心からお祈り申し上げます。

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【藤野市長から市民の皆様へのメッセージ】

 市制施行50周年記念式典後に撮影された、藤野市長から市民の皆様への感謝のメッセージです。

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